
【沖縄食材】ナーベラー(へちま)の黒酢とろみ
沖縄のへちま料理
沖縄の夏野菜といえばへちまにゴーヤー、オクラです。沖縄人の義父とへちまについて話しました。
「ナーベラー(へちま)ってンブシー(味噌煮込み)しか料理がないですよね?」
「うちなんちゅうー(沖縄人)は一つ見つけたら、あとは考えんよ。」
なんと身もふたもない義父の回答。うーん。
中華料理にもへちまは使いますが、食べ方はいろいろです。特にハマグリとの炒めものは絶品です。
魚介類を使った淡白な味わいで低価格な素材はないかと思い浮かんだのがカニカマ。中華風にアレンジしてスープっぽい料理に仕上げてみました。
ナーベラー(へちま)の黒酢とろみ
材料 (2人前)
- ヘチマ 2本(400gくらい)
- カニカマ 4本
- 生姜 一片
- 長ネギネギ 10センチ
調味料
- 鶏がらスープ
- 酒
- 黒酢
- 片栗粉
作り方
- ヘチマの皮をむき、一口サイズに切る
- ヘチマをシリコンスチーマーに入れ600Wで8分加熱する
- 生姜は千切り、長ネギは5cmの長さで縦に四つ割にして細切りに、カニカマは手で細く裂く
- 片栗粉 小さじ2と水 大さじ2で水溶き片栗粉を作る
- 鍋に水 2分の1カップと鶏がらスープ 小さじ2を入れる
- 生姜と長ネギを鍋に入れて中火で加熱する
- 沸騰したらカニカマとへちまを加え2分間加熱する
- 弱火にして水溶き片栗粉を少しずつ加える
- 仕上げに黒酢 小さじ2を加えて軽く混ぜる
- 火を消してできあがり
作り方(画像あり)
召し上がれ
皿に入れてスープのように食べてもいいし、前菜にもなります。ちょっと酸辣湯っぽいかもしれませんね。でも辛さはありません。
調べたところ、キュウリやヘチマなどウリの青臭い成分の沸点は98度でした。つまり、ほぼ百度で蒸発することになります。
しかしお湯でゆでても素材は百度に達しません。
炒めても表面は熱くなりますが素材の中は百度に達しません。
蒸せば中まで百度になりますが、蒸し器でヘチマが溶けてしまいます。
その点、シリコンスチーマーならば、蓋をして加熱することで水分の多い野菜もしっかりと蒸すことができます。
数年前に五十路となったバツイチ男性です(^^;9歳のとき、昼も夜も働く母親から家事一切を任されて料理の楽しさを知りました。家庭では炊事を担当しています。このブログは妻へのレシピメモとして始めました。(もっと読む…)