新じゃがの季節

沖縄では４月になると新じゃがが出回り始めます。肉じゃがって明治時代にビーフシチューを醤油で作ったのが始まりだと聞いたことがあります。海軍のコックが作ったのでしたっけね。肉じゃがには牛肉や豚肉のスライスを使います。ビーフシチューにはスライス肉は使いません。豚肉ではビーフシチューが作れません（笑）肉じゃがはいずれでも作れます。関東は豚肉で、関西は牛肉で作ることが多いでしょうか。

ビーフシチューが元ならば、肉はガッツリと四角くあるべきです。シチュー用の肉を使うべきです。牛ならばすね肉を使いますが、豚だと豚足になってしまいます。そこで沖縄ではおつゆ用に安く売っているブロック肉、グーヤーヌジーもしくはグーヤーを使います。豚の腕肉です。これで肉肉しい肉じゃがを作ってみました。

乳児の娘が食べられるよう、圧力鍋で柔らかく煮こみます。

肉じゃが

材料（４人前）

• 豚肉かたまり ぐーやー 300g
• じゃがいも 600g
• ニンジン 200g
• 糸こんにゃく 160g
• 玉ねぎ 300g
• インゲン 100g
• しょうが スライス３枚

調味料

• 醤油
• 酒
• みりん
• 塩

作り方

ざっくり言うと、こんにゃくの下ごしらえをしてから野菜を切り、肉と野菜を炒めてから鍋で煮ます。

1. こんにゃくを塩で揉み10分置く。
2. 小さな鍋に湯を沸かす。
3. こんにゃくを１分ほど茹でてからお湯を切る。
4. じゃがいもの皮をむき、一口大に切る
5. 人参の皮をむき一口サイズに乱切りする
6. 玉ねぎは８等分する
7. インゲンは筋を取る
8. しょうがの皮をむき三枚スライスする
9. 豚肉を一口大に切り分ける
10. 鍋に油を引いて肉を入れ、色が付くまで炒める。
11. 肉に色がついたらインゲン以外の野菜を入れる。
12. 全体に油が回るまで炒める
13. 圧力鍋に水800ミリリットルを入れる
14. アクを取る。アク取りシートを入れても良い
15. 生姜とこんにゃくを入れる。
16. いんげんを入れ、強火で１０分煮る。
17. 圧をかけて中火で２０分加熱後に火を止め、温度が下がるのを待つ
18. 酒半カップ みりん大さじ２ 醤油大さじ２塩小さじ２を入れる
19. 中火で１０分煮る。
20. 冷まして１時間ほど置く。

作り方（画像付き）

召し上がれ

インゲンの色を緑にしたい時は圧が下がってから鍋に加えるといいですよ。乳児が食べれるようにインゲンをクタクタに煮ているだけですから。

乳児が食べられるようにご飯に肉じゃがをよそいました。

完食でした( ´ ▽ ` )

この作り方だと結構ドロドロに煮えます。乳児用に柔らかくしてますから、煮崩れさせたくない時は圧力鍋で煮る時間を半分の１０分にしてください。