【電子レンジ】かんたん!シリコンスチーマーで煮浸し
煮浸しを簡単かつヘルシーに
煮浸しの定義は「素材を出汁で煮て冷ましたもの。」だと思います。いろんな材料で作れますが、個人的に多いかなと思うのは茄子、ピーマン、油揚げ。ところがナスやピーマンは煮ると見栄えが悪いだけでなく、皮が固かったり柔らかくならなかったり。焼き茄子なら皮を焦がして中身だけ食べます。ピーマンも柔らかくなります。特に茄子の皮は油で揚げるなど高温で調理しないと固くて食べられなかったりします。
ですが、揚げるのは面倒だし、油を吸うからヘルシーに作りたい。見栄えは犠牲になりますが、電子レンジを使うと調理できるんです。油で揚げたときのように綺麗な色にはなりませんが、ナスの皮もピーマンも柔らかく調理することができるんです。しかも簡単です(^◇^;)
かんたん煮浸し ナスとピーマン
材料
- なす お好みで
- ピーマン お好みで
- 油揚げ お好みで
- 生姜 一かけ
調味料
- 麺つゆ(濃縮三倍)もしくは出汁醤油
作り方
- ナスを櫛切りにする。
- ナスを水にさらす。
- ピーマンを半分に割る。
- 揚げは幅が2センチくらいになるように切る。
- 全部を容器に入れる。
- 電子レンジで900W、10分間加熱する。
- 麺つゆ濃縮三倍 大さじ1をかける。
- おろし生姜を少し入れる。
- 和えて出来上がり。少し置いてから食べる。
作り方(画像あり)
召し上がれ
ナスの皮まで火が通っています。ミョウガなどの薬味を添えても美味しいですよ。麺つゆ濃縮三倍ですが、我が家で愛用してるのは「つゆの素ゴールド」です。これは便利です。麺つゆだけでなく出汁醤油にもなります。冷奴や野菜のお浸しにもオススメです。
「簡単」と銘打ってるので(汗)揚げの油抜きをしませんでしたが、最近の油揚げは悪い油を使っていないので、油抜きをしなくても大丈夫です。
ナスは水にさらしてアク抜きすると、エグミが減ります。この一手間をかけられるかどうかが、作り手の愛情ですよね。
でもお腹が空いていれば、食欲の方が勝るので、早く食べたいがために、もう手抜きしまくりです(汗)
電子レンジの調理法
鍋で煮る場合、お湯の中で加熱しますから百度を超えることはありません。しかし、電子レンジで加熱して蒸気で調理すれば100度を超えます。蒸気は何度まででも温度が上がりますから。蒸気で揚げるスチーマーもメーカーから発売されてますよね。
なぜ電子レンジだと100度を超えるのかというと、鍋の場合は水を加熱するので百度を超えると水蒸気、つまり湯気になって鍋の外に逃げてしまいます。湯気はすぐに冷めて水に戻ります。ところが電子レンジはマイクロ波で水の分子を直接加熱するので、湯気も加熱されるんです。
タッパーに入れたカレールーやシチューを温めたときにタッパーが変形したことはありませんか?あれも同じです。蒸気によって油分が加熱され、タッパーの耐熱温度を超えてしまったからなんです。市販のタッパーの耐熱温度は130度くらいなので、野菜を加熱するくらいなら問題ありませんが、油分を含む料理を加熱するときは、タッパーよりも耐熱温度の高いシリコンスチーマーやタジン鍋を使えば問題ありません。
数年前に五十路となったバツイチ男性です(^^;9歳のとき、昼も夜も働く母親から家事一切を任されて料理の楽しさを知りました。家庭では炊事を担当しています。このブログは妻へのレシピメモとして始めました。(もっと読む…)