野菜たっぷり!冷たいぶっかけ蕎麦
蕎麦が好きなんです
叔父が蕎麦屋をしていたことがあって、小さい頃から蕎麦をよく食べていました。駅の立ち食いそばがソウルフードです。働くようになって金銭的にゆとりができると、日本全国に蕎麦を食べに行きました。子どもの頃から食べたのは、そば屋が東京ですから、蕎麦と言えば更科です。二八蕎麦です。十割のおいしい蕎麦にはなかなか出会えません。香りの強い田舎蕎麦は苦手です。
自宅には乾麺の蕎麦が箱買いで置いてあります。いろいろな食べ方があるのですが、私の中では蕎麦と言えば「ぶっかけ蕎麦」。そばと天かすは峰不二子とルパン、バイキンマンとドキンちゃん、冴羽寮とファルコンのような、切っても切れない関係です。でも天かすを常備してある家は少数派ですよね。スーパーでも天かすが買えますが、総菜コーナーの天かすはおいしいけどすぐに酸化してしまいます。真空パックの天かすは、なんだか見た目もおいしそうじゃないんです。
そもそもなんで天かすなのかと考えてみれば、油の甘さが秘訣なのかなと。ならば素揚げでもいけるんじゃないかと思い付き、試してみたらなかなかうまい。我が家では野菜の素揚げと大根の組合せが鉄板です。大根はおろしてもいいし、刺身のつまを再利用するのもありですよ。
ぶっかけ蕎麦
材料(1人前)
- 蕎麦 1人前
- ピーマン 1個
- ナス 1個
- ミニトマト 2個(なくてもかまいません)
- 大葉 1~2枚(おこのみで)
- 大根 1cm程度(おこのみで)
- ねぎ 薬味用 少々(おこのみで)
- わさび 薬味用 少々(おこのみで)
- そばつゆ 100ml
作り方
- ピーマンは半分に割り種を取る
- ナスは半分に切り、半分に割り、三等分して駆櫛切りにする。小さななすなら半分に割って櫛切りでもOK。
- ピーマンとナスは水気を拭いてとる
- ミニトマトはヘタを取って半分に切る。
- 大葉は丸めて千切りにしたら水にさらす。
- 大根を2cmの厚さで切り皮を剥く。(画像は二人前)
- ナスとピーマンを180度の油で揚げる。油の温度が下がらないように注意。
- 泡が減って大きくなったら油から上げる。
- ナスとピーマンの油を切る。
- 大根をおろす。
- 薬味の準備OK。ネギも切ってください。
- 鍋に沸かしたたっぷりのお湯で蕎麦を茹でます。
- ゆであがった蕎麦を冷水でよく洗います。
- どんぶりに蕎麦を盛ります。
- 素揚げを盛り付けます。
- トマトと大根おろしを盛り付けます。
- 薬味をのせればできあがり!
作り方(画像付き)
召し上がれ!
わさびを添えて、そばつゆをかけてからお召し上がりください。具材はきゅうりの千切りやレタスなんかもあいます。サラダ感覚で試してみてください。
乾麺を美味しくゆでる方法を記事にしました。ちょっとしたひと手間で食感が全然違うものになります。
沖縄で日本蕎麦
沖縄で日本蕎麦を食べるのはなかなか大変です。こちらで「そば」と言えば「沖縄そば」。もちろん沖縄そばも好きなのですが、日本蕎麦を食べたくなることもしばしば。個人的におすすめは南都川(みなとがわ)です。でも閉店してしまいました(涙)
ここ数年のうちに開店した蕎麦屋さんには行けてません。気になる店はあるのですが…そうそう那覇市内、安里三差路のそばにあった山形そばの店、おいしかったのに今は営業していません。栄町に移転したと言ってましたが未確認です。
蕎麦屋のバイト
大学生の頃は叔父の店で中台のバイトをしていました。中台というのは蕎麦屋の職制のことで、ゆであがった蕎麦やご飯に盛り付けをする担当です。丼ぶりに盛られたそばやうどんに注文通りの盛り付けをして、花番(フロア係:デシャップ)に渡します。めんつゆを温め必要な具を調理してどんぶりに盛ります。ご飯ものも一緒で、ご飯がよそわれたお重にカツ重や天重などの盛り付けをするんです。天ぷらは揚げ係が別にいたので私が揚げることはありませんでした。
中学生から高校生まで5年間くらい、春休みや夏休みに出前のバイトをしていました。最初は歩いて出前をしてましたけど、高校生になったら自転車で片手でせいろを持てるようになりましたよ。エレベーターに閉じ込められたり、ラブホテルに出前させられたり、いろんなことがありましたがそれはまた別の機会に(^^;
夜の出前は雀荘が多かったんです。メニューにはない「ぶっかけ」を注文してくる人が多く、出前先の雀荘でぶっかけそばを食べてる人を見てかっこいいな、と思った記憶があります。片手がふさがってるので盛りそばやざるそばは食べにくいと言われました。
数年前に五十路となったバツイチ男性です(^^;9歳のとき、昼も夜も働く母親から家事一切を任されて料理の楽しさを知りました。家庭では炊事を担当しています。このブログは妻へのレシピメモとして始めました。(もっと読む…)